行動を継続するためには「行動すると楽しい」というイメージを付ける【うまくなる技術】




どうも、橋本(@Abhachi_Graphic)です。

早速ですが、自分には描けないイラストを見たとき何とも言えない悔しい気持ちになることがあります。

なのでずっとイラストをうまくなりたいと思って練習していますが、練習のモチベーションを維持するのはなかなか難しいものです。

 

そこでこういう本を読んでみました。

 

行動科学の観点から上手な「継続と上達」について解説されています

イラストに限らず英語や資格試験など「上達したい」と思うことがある方はぜひ参考にしてみてください。参考になったポイントをいくつかご紹介していきます。

 

「〜しなければならない」→「〜したい」

練習のスケジュールを「1日5枚必ずイラストを描くこと」に決めたとすると、体調が優れない日にも「スケジュールを決めたのだから練習をしないと・・・」と思ってしまいますよね。

 

無理なスケジュールを立てるとスケジュールをこなすこと自体に義務感が生じてしまい、

「義務→嫌なこと」と脳が認識してその行為を遠ざけてしまいます。

 

「絵の練習をしなければならない」から「昨日より上手い絵を描きたい」と常に目的に意識を持ってくることが大事です。

 

完璧主義は続かない

完璧主義の人は、目標の9割を達成しても「残り1割ができなかった」と捉えてしまう傾向があるそう。

 

そうした悔しさをバネにストイックにできる人はいいのですが、

普通の人は「できなかった」という負の感情が付きまとう行動をやりたくなくなるものです。

 

なのでたとえ目標を達成できなくても「全部はできなかったけどここまでは出来た!」と良い方に目を向ける意識を持つようにしましょう

 

環境を整える

必要な環境はケチらず整えることも大切です。

例えば絵の練習をしたい場合、画材は当然ですが照明や椅子など快適に練習を進められる環境を整えてあげることが大切です。

 

絵の練習や英語の勉強など、継続したい行動をしているときに感じる不快な感情(例えば部屋が暑いとか椅子がガタガタするとかといった要素)は徹底的に排除し、快適に行動できる環境を作ってあげましょう。

 

ご褒美&罰をうまく使う

行動目標を達成したときには「ご褒美」、達成できなかった時には「罰」をうまく使いましょう。

 

ただしご褒美といってもいちいちブランド品を買って来るのではなく、シュークリームを一個買うとかその程度にしましょう(財力が保てばいいのですが。)

そして同じく罰と言っても、食事を抜くのではなく夕食後のおやつを我慢するなど軽いものがおすすめです。

 

アメとムチの習慣があれば「目標達成=快」というイメージを脳に植え付けることができ、日々の習慣が快方に向かいやすくなります。ただし先ほども書いた通り、完璧主義すぎて「未達成=不快」と感じてしまうと続かないので一種のゲームと捉えるくらいがちょうどいいでしょう。

 

まとめ

  • 「〜しなければならない」ではなくどんなことができるようになりたいかという目的に意識を向ける
  • 毎日完璧にこなそうと思わずできたことに意識を向ける
  • 練習を継続する環境を整える
  • できたときはちょっとしたご褒美を用意してあげる

 

「継続したい行動」と「快の感情」を徹底的に結びつけることが上達への近道です。

最初は意識的にやっていれば、脳が勝手に「行動は楽しいものだ」と認識してくれるようになります。

 

 

関連コンテンツ



この記事をシェアする