どうも、橋本(@Abhachi_Graphic)です。
皆さんは早起きの習慣を身につけようと苦労した経験はありますか?
僕も大学時代から『早起きは大事!』と気づいて何とか習慣化しようともがいていたんですが2日と続きませんでした。
ところが、ある方法を試したことで6時起きの習慣を身につけることに成功しました。最近ではようやく自然と6時台に目覚めて仕事を開始するようにまでなりました。早起きを身につけるためにはいくつかのルール(寝る前3時間はご飯を食べない・寝る前1時間は液晶画面を見ないとか)を決めたのですが、そんな一連の習慣づけの中で意外と大切だと思ったのが「自分を騙す」ことです。
自分を騙すとはどういうことなのか、実体験を踏まえて解説していきたいと思います。
- 寝る前3時間はご飯を食べない
- 寝る前30分は液晶画面を見ずにリラックス
- 寝る前にボーッとする
- 寝る前に不安やできたことや明日やることを書き出す
- 蒸気でホットアイマスク
騙されやすい脳を都合よく騙す!
朝の集中できる時間を有効活用するために早起きを習慣化したいとずっと思っていましたが、私にとって早起きはこれ以上ない苦手なことでした。たまに根性で起きることはあっても習慣化できません、そんなときに私が取り入れたのが、自分に暗示をかけて自分を騙すことです。
暗示とか言うとヤベー奴みたいになりそうなので簡単に説明すると、やりたくないことをやる時は無意識のうちに「嫌だな」とか「眠いな」というネガティブな言葉を心の中で唱えてしまっています。そういう言葉を「よっしゃー!できた!」という風にポジティブな言葉に意識的に変えてみたのです。
漫画の例で言うと、朝起きて「よっしゃー!」歯を磨いて「歯磨きサイコー」水を飲んで「水うめええ」イスに座って「良いイスだー」と無理やり思うようにしていました。こうすることによって「朝の行動=気持ちいい」という意識付けを行ったのです。
何事もやる気の出ない人は無意識のうちに「やる気を出さない言い訳」を考えているそうです。「今日は雨だから気分が乗らないな」とか「昨日食べ過ぎたから今日はしんどいな」とか。しばらくの間、そういうセルフトークを意識的にコントロールすることで自然とやる気になることができます。(セルフトークは人間が無意識に頭の中で言語化している言葉で、1日に6万回も行われているといいます)
脳は非常に騙されやすく、それが現実に起きていることなのか想像なのか区別ができていないと言われています。意識的に「楽しい」と思っているのか、本当に楽しいのかは脳は区別できないそうです。なので「◯◯をすると楽しい」というセルフトークを心がけていると、本当に楽しくなってくるのです。
脳を騙すとやる気スイッチが作れる
- 「この音楽を聴くと集中できる」
- 「朝ごはんを食べたらやる気がみなぎってくる」
こんな言葉を考えるように意識している人にはある現象が起こります。それは本当に音楽を聴いたら集中できたり、朝ごはんを食べた途端やる気がみなぎってきたりする、暗示が現実のものになるのです。
笑顔と気分の例で言うと、「笑顔=気分が良い」という結びつきがあるために、「笑顔になると気分が良くなる」という現象が起こります。それと同じで「音楽=集中」という結びつきを作った人は本当に「音楽を聴くことで集中できる」状態になるのです。
僕は朝起きた時に行うあらゆる行動(散歩やストレッチや歯磨き)が「気分爽快でやる気が出る」と心の中で言っていたらいつの間にか朝早くに起きる辛さが減っていきました。僕のように意志が弱い人間は何もないところからふっとやる気は出てきません。やる気が出るポイントを自分で作る工夫が必要です。
(ここまでのやる気や暗示についての話はこの本を読んで得た知識です。)
補足
僕が早起きを身につけられた最大の理由は毎日ブログの更新やイラストを一定量描くというノルマ的なものを自分に課していて、その作業量を確保するために必要だったからです。そして実際に、早起きしてやる作業は集中力が持続しとても気持ちいです。
いやいややっているわけではなく、何かを身につけるには必要性と効果を強く感じることが一番だと思っています。セルフトークに頼らなくても「早起きしたおかげでこんなに集中して作業できた!」というリアルな実感が何よりの近道になるはずです。