独学で新しいスキルを身につけるのは難しいですよね。
僕もプロレベルではないんですけど動画編集や写真や画像編集を独学で勉強して結構苦労してきました。
色々なスキルを身につける中で、なかなか身につかない勉強法があることに気づきました。それは、高レベルのスキルを身につけるまで『勉強』という枠を抜け出さない場合です。
例えばオンライン講座でプログラミング言語の勉強をしたとき、講座全体のボリュームが大きすぎて途中で挫折してしまいました。一方Illustratorを勉強していた頃は、初級の使い方だけ学んだ時点でチラシやCDジャケットの制作をやらせてもらい、その制作を通じて高度な使い方を学んでいくことができました。
つまり実践を伴う独学が一番身に付きやすかったのです。
【独学で新しいスキルを身につける考え方】
(1)入門書などを使ってレベル3くらいまでは勉強する
(2)できますよアピールして知り合いから依頼をもらう
or
クラウドシーシングを使って案件にトライ
(3)依頼を通じてレベルアップ pic.twitter.com/3VSRshX3P3— 橋本ナオキ イラストレーター (@Abhachi_Graphic) 2017年9月1日
勉強という枠で到達するのはレベル3くらいまででいい
オンライン講座や書籍を使って勉強するのは、初心者を脱するくらいまでにします。
というのも、ある程度やって終わりにしないと上を見始めるとキリがないからです。実践の中で必要になった知識を吸収していくことがいちばん効率がよく、すんなりと入ってきます。
もちろんまったくの初心者のうちから実践を積もうと思っても、右も左も分からなければ意味がありません。
できますよアピールをする
と思うかもしれませんが、この時点では高い報酬をもらったりしません。あくまで勉強の範疇での依頼を貰っていると意識しましょう。
リアルでつながっているFacebookなどでアピールし続けるとお願いをされることが増えてきます。
イラストやデザインを勉強していると、チラシ・名刺などの需要(それも高いお金を出して外注するほどではないもの)はかなりあります。は多いです。そういうお願いをガンガン引き受けましょう。持っていないけど実際の制作には必要なスキルがどんどん分かってきます。
依頼がなければクラウドソーシングで
ラフなお願いがされにくいジャンル(3DCGやプログラミング)を勉強している場合や、依頼がなければクラウドシーシングを使うという手があります。
『Lancers』でコンペに参加するのはかなり勉強になります。
コンペへの参加自体は無料ですし、うまくいけば当選して報酬を貰うこともできます。
募集中のお仕事一覧を見ていただければわかる通り、システム開発やWEBデザインから翻訳・記事作成・データ入力などかなり多岐にわたります。稼げるかどうかは別として、実践経験を積むには困らない案件が山ほどあります。
その他には、『ココナラ』というクラウドシーシングサイトもおすすめです。
『みんなの得意を売り買い』というキャッチコピーがあるように、特技を販売するというイメージです。つまりLancersが依頼に対してこちらが応えるものに対し、ココナラは販売されているスキルをお客さんが買ってくれるという仕組みです。
要は『イラスト描ける人いませんか?』と『イラストを必要としてる人いませんか?』の違いです。
サービスの内容や値段を比較的自由に決められるので、安くサービスを出品してたくさんの経験を積むといいでしょう。
クラウドシーシングは本気で稼ぐには高度なスキルやうまいやり方が必要ですが、勉強の場としては最適です!
実践を通じてレベルアップ!
知人からのお願いやクラウドソーシングの依頼をどんどんこなしてスキルのレベルアップを図りましょう!
ただし、数を積むだけでは効果は薄いです。デザインコンペに参加したら当選したデザインのどこが良かったのか考える、知人にチラシを作ったらどこが良かったか聞いてみる。こうして一つ一つの実践に対してしっかりフィードバックを貰うとより効果は高まります。
何が良かったか、何が悪かったかを必ず言語化しましょう。無意識に良し悪しを判断できるようになっていきます。
センスの磨き方
まとめ
高レベルまで「勉強」だけで到達するのは難しいので、実践を踏みながら改善することが大事!