あなたは満員電車で通勤していますか?
YESと答えた方、満員電車でのつらい通勤が普通になっている方は一刻も早くやめるべきです!
冷静に考えたら、お金を稼ぎに行くのに通勤がつらいっておかしくないですか?
僕は会社に勤めていた頃、始発駅に住んでいて毎朝座れていました。しかし途中でぎゅうぎゅう詰めになる電車内にいるのは、座っていてもかなり息が詰まりました。もはや修行です。座れるのに贅沢言うなと言われそうですが、あそこまで息の詰まる空間に毎日いなくてはならないのは異常事態としか思えません。
Twitterで話題になったこちらの動画をご存知でしょうか?
こんなむちゃくちゃな満員電車は本当にごく一部だと思います。しかし都心の通勤時間が満員電車だらけであることは紛れもない事実です。
今は家で仕事をすることだってできる時代なのに、ここまでの大人数が無理やり同じような時間に出社する必要はあるのでしょうか。「会社でそう決まっているから」と言うのは簡単です。フリーになってから、他のフリーランスの人たちと交流を持つようになった時、「満員電車が余りにもイヤだったことがフリーを志したきっかけ」という人はかなり多いです。満員電車はそれぐらい人を消耗させるものであり、異常であるということ。そしてそれに気づいて行動を起こした人はたくさんいるということです。
今日は3点について考えていこうと思います。
- 満員電車を避けるべき理由
- 会社を辞める以外にも満員電車を避ける方法の考察
- 満員電車を避けたときに得られるメリット
満員電車はあらゆるリスクしかない空間
- 痴漢被害を受けるリスク
- 痴漢の冤罪などあらぬ疑いをかけられるリスク
- 風邪や感染症のリスク
- シンプルに疲れる
満員電車のリスクはざっと考えただけでこれだけあります。精神的にも身体的にも疲れ果て、その上犯罪に巻き込まれるケースだってあります。これだけのリスクに対して満員電車だから良いということは一切ありません。
さらに通勤で体力を使うことで、最も集中できる時間である午前中の効率をごっそり無駄にしているわけです。僕は通勤しなくなってからもイベントや打ち合わせのための移動で満員電車に乗る機会がありますが、正直、丸一日家で仕事をしていた時の数倍の疲れとストレスを感じます。
満員電車を避けるためにできること
引っ越す
一本で行ける始発駅に引っ越しましょう!
会社がどんな場所にあっても、基本的には一本で行ける始発駅があるはずです。思い切ってそこに引っ越しましょう。座ることさえできればひとまずは本を読むこともできますし体力を大きく消耗することはありません。
もしくは、会社の近くに住むという手もあります。
以前固定費は下げるべきという記事を書きましたが、固定費をケチって辛い思いをするのは本末転倒です。
会社の近くなんて家賃が高くてやっていけない!・・そう思う方はどうぞ読み進めてください。
始発で通勤する
始発とは言わずとも、満員になる前の早い時間に通勤すれば満員電車で体力を消耗することは避けられます。
一番のメリットは満員電車に乗らなくて済むことではなく、誰にも邪魔されずオフィスで仕事ができること。朝に仕事を終わらせれば早く帰れる→翌朝早く起きられるという好循環につながります。急に習慣化することは難しいかもしれませんが、とにかく余裕のある時に一回だけやってみてその良さを実感してみてはいかがでしょうか。
今の仕事を続けるにあたって、どうしたって満員電車通勤を続けなければならないと感じている人もいると思います。
- 給料が少なく、引っ越す余裕がない
- 始発で行っても残業体質のせいで早く帰れない
など、満員電車を避けてもどうしても状況が好転しない方は思い切って働く環境そのものを変えることを視野に入れたほうがいいと思います。一生満員電車に乗って低い賃金で働くことになってもその仕事が好きなら話は別ですが。。
通勤時間を無くしたらプロになれる?
日本人の平均的な通勤時間は片道一時間と言われています。働くために1日2時間を失うのは時給換算で2割低いのと同じです。
つまり会社の横に住めば(=通勤時間がほぼゼロであれば)1日2時間もの自由時間が手に入ります。その2時間があれば副業や自己投資に充ててスキルアップしたり、ゲームしまくったり、運動したりと人生の選択肢は広がります。
1日2時間の通勤を40年繰り返すとなんと通勤時間の合計は19200時間。ある分野でプロフェッショナルになるには1万時間掛ける必要があると言われてるので、通勤時間をそっくりそのまま別のことに費やしてたらあなたは仕事以外に2つの分野でプロフェッショナルになれるんです。
通勤時間を無くすことで1日2時間の空き時間が手に入ると思ったらなにをしたいか、ぜひ考えてみてください。
まとめと補足
- 満員電車は身体的にも精神的にもリスクだらけ
- 引っ越す・始発を利用するなどで避ける工夫をした方がいい
- 通勤時間を有効に活かせられれば好きな分野でプロになれる可能性もある
僕がこの記事で本当に満員電車通勤をやめろと伝えたい相手は若い世代です。
責任あるポジションについている方や、マイホームを持っている方、お子さんがいる方は簡単に環境を変えるのは難しいと思います。しかし、若い世代は満員電車で体力も時間も消耗している場合ではありません。かつての僕みたいに大阪から東京に出てきて一人暮らしで守る家族もいないのに満員電車で通勤して夜遅くまで残業なんて本当に辛いだけです。