一日ひとつ、何かを捨てる『一日一捨』を始めました
きっかけは主に以下の3点。
- 意識しなければ部屋がゴチャゴチャしていくタイプの人間なので、意識を変えたい
- 何かを始め続けるには、何かを捨て続けないといけないと思った
- 「今日は断捨離デー」だ!と決めて徹底的に掃除してもいつの間にか元に戻ってるループに嫌気がさした
捨てるためではなく本当に必要なものだけを残すため、本当に少しずつですが動いてみようと思います。
捨てるものはモノだけじゃなくていい
- 消耗品を使い切る
- 不要な習慣をやめる
- アプリのアンインストール
- メルマガの登録解除
- 不要なものを捨てる
- 「あると便利」程度なものを捨てる
- 「捨てるのはもったいない」ものを捨てる
- 本当に必要なモノを買って何かを捨てる(例えば乾燥機を買って洗濯物を干す手間を捨てる)
これらのうちどれかを一日一個
※まだ使えるものはメルカリで売ったり、知り合いに譲ったり、リサイクルショップに持ち込みます。
自分ルール
- 明らかなゴミは「捨てる」に含めない(一日一捨じゃなくても捨てるから)
- どうしても迷うものは保留ボックスに入れる(例えば夏服の必要性は冬には判断しづらいから)
- 「あれ、今日は捨てるものがない」と思ったら終了→無駄なものが削ぎ落とされた人生の幕開け
※最初Twitterに報告してましたが汚いものを写すのに気が引けて報告はやめました
現代は情報が多すぎて本当に必要なものが見えづらい
外に出ると、人に物を買わせるプロ集団が考えた広告やキャンペーンが山ほどあるので自分に必要か考える意識はほんとに大切。「買わないとヤバい」ぐらいに煽られるけど、本当に買わなきゃいけないものはそれほど多くない。
— 橋本ナオキ イラストレーター (@Abhachi_Graphic) 2017年10月24日
少しだけ最近の僕の「所有」についての学びや考えをお話しすると、
今の時代は「成功したかったらを本を読め」とか「老後を安泰に暮らしたかったら貯蓄しろ」とか手に入れるべきものの情報が多すぎるんですよね。
ひとつひとつを見ると間違ってないのかもしれませんし、興味があることに飛びつくことは素晴らしいことです。でも処理できないほどの情報が貯まってきたら、自分にとって大切なものはどれなのかを見極めることも同時に大切だと思うんです。
禅の話でも、座禅で呼吸する時は先に息を吐き切ることが重要とされています。(数日間だけ京都の禅寺で座禅を組んでたことがあるのでそのときに教えてもらいました)息を吐き尽くすと、呼吸に必要なだけの酸素を自然と体が取り込んでくれます。モノや習慣もこれに似ているのかなと思いました。
と言いつつ僕自身まだまだ無駄が多いので、『一日一捨』を続けて変わっていく様をお見せできればと思います。
(第一回は靴を友達に譲ることになりました)
#一日一捨
兄にもらったものの半年以上放置してた靴 pic.twitter.com/dXIZKRMiS6— 橋本ナオキ イラストレーター (@Abhachi_Graphic) 2017年10月24日
追記:しばらく続けてみて‥
半年弱続けてみました。
まず結論を言うと家から劇的にモノが減った実感はあまりありません。しかし捨てまくっている割には「何かがなくて困る」ということはありません。今までいかに無駄なものを所有してきたかは分かりました。
そしてモノを買うときに「今あるもので代用できないか」をものすごく考えるようになりました。一気にモノが減ってスッキリしたというよりは、不要なものを所有しないように気をつけるようになった方が効果が大きいです。