「何をしてもうまくいく人のシンプルな習慣」
まだ出たての本ですが早速購入したのでレビューを残しておきます。
本の中から気になったポイントを一部抜き出します。
[amazonjs asin=”4799320092″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”何をしてもうまくいく人のシンプルな習慣 (ディスカヴァー携書)”]この本を疑ってかかること
著者自身が「はじめに」で述べています。
もし自分にとって正しくないと感じたら、その部分を無視すればいい。
しかし正しいと感じることをこの本から得たら、すぐさま行動に移すよう提言しています。
いますぐ行動を起こす
「アイデアをもっている人と、それをうまく実現化した人の違いは何か?」
唯一の違いは、後者が行動を起こしたことだ。(p80)
私たちはうまくいくにはどうすればいいかということのほとんどを既に知っています。
その方法を実行しているかどうかで人生に大きな違いが出てくることを筆者は指摘しています。
人間は「やるべきとは分かっているけどなかなか始められない」と悩むことに大きなエネルギーを使ってしまいます。
「悩んだ時点で損」と分かっていたらあとは常に行動する方を選択するだけです。
目標を紙に書く
いったんこの本を置いて、日記や手帳、あるいは一枚の紙に、一年以内に是が非でも成し遂げたい一つの目標を書き込もう。(p63)
目標を持つことの重要性は本書の中で再三述べられています。
ある大学の研究では、卒業後の目標を明確にしている学生は全体の3%に過ぎず
20年後の追跡調査でその3%の学生たちの総資産が、残りの97%の学生達の総資産の合計を上回ったことが判明しました。
「目標は人に言うと叶いやすくなる」、「目標は自分のうちにとどめておくべき」など様々な意見があると思います。
しかし少なくとも紙に書いたりして見えるようにしておくことが実現に近づくことは言うまでもありません。
好きなことを仕事にする
あなたは磨きたい才能があるのに、それでは生計が立てられないという理由でためらってはいないだろうか。私たちは本当に好きなことができるようになることを期待して、嫌いな仕事を続け、自らを退屈な生活に追いやり、退職の日まで待っている。(p144)
今やっている嫌いなことと、これから始める好きなことのどちらを選ぶべきかは一目瞭然です。
起業すべきというわけではなく、無意識のうちに無理だと諦めていることに全力でぶつかってみれば毎日はもっと楽しくなるはずです。
まとめ
自己啓発本をよく読む人にとっては
特別目新しいことが書いてあるわけではないかもしれません。
しかしこれはタイトルが示す通り、とにかくシンプルな習慣を述べた本です。
今まで自己啓発本を数多く読んだ人にも大切なポイントを再認識する本としておすすめできる一冊です。
この本に書いてある方法論のうち、自分にとって大切なものを選んで必ず実行する。
それでやりたいことには大きく近づくことができるはずです。
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