【ネタバレしまくり】未完成のスパイダーマンが超カッコイイ【ホームカミング】




どうも、橋本(@Abhachi_Graphic)です。

待望の「スパイダーマンホームカミング」を観て来ました!ほんとは公開日に観たかったんですが11日から西日本を転々としていたのでずれ込んでしまいました。

MARVELに興味がない人は「またスパイダーマンやるのか」と思うかもしれませんが、今回は意味合いが大きく違います

今までスパイダーマンの映像化の権利を持っていたSONYに加えて、今回のスパイダーマンではMARVEL STUDIOが制作に加わったものです。MARVELは様々なヒーローが同じ世界観の中に共存していることが魅力なのですが、スパイダーマンは今までそういった大人の事情でMARVEL STUDIOの映画に出られなかったのです。それがキャプテン・アメリカ/シビルウォーで復帰し、今作のホームカミングで初の単独映画となりました。

これより下は何の配慮もなくどんどんネタバレしていきますので注意!

 

あらすじ

ニューヨークでのアベンジャーズとチタウリの戦いの後、瓦礫撤去を任されていたエイドリアン・トゥームスは、トニー・スタークと政府が設立したダメージコントロール(損害統制局)によって職を奪われてしまう。行き詰ったトゥームスは政府に未提出だったチタウリの残骸を再利用してハイテク兵器を作り、密売することで利益を得ようと思いつく。それから8年後、クイーンズに住む高校生のピーター・パーカーはアベンジャーズの内乱の際にトニー・スタークに見出される。ピーターはトニーに大きな活動領域こそ認められなかったが、彼によって開発されたスーツを貰う。自身の片思い相手リズが所属するアカデミック・デカスロン(学力コンテスト)の部活動参加を疎かする一方で、ピーターは「親愛なる隣人」スパイダーマンとして、街の犯罪行為を阻止するための活動に勤しんでいた。ピーターはアベンジャーズへの参加など、ヒーローとしての大きな活躍を願っていたが、お目付け役のハッピーからは返事すら貰えない。そんなある日、街で見たことのないようなハイテク兵器を使うATM強盗団に遭遇する。その帰り、自室に忍び込んだピーターは親友のネッドにスパイダーマンであることがバレてしまう。翌日、成り行きからリズのパーティーに参加することになったが、不自然な発光を目にして現場に直行。そこでは件のハイテク兵器密売が行われていた。犯人達を追跡して捕らえようとしたところを、バルチャーとして飛来したトゥームスに阻止される。上空から落とされ、スーツに備えられていたパラシュートに絡まりながら湖に落水。トニーに遠隔操作されたアイアンマンマーク47が助けに来る。事態の収拾を訴えても聞く耳を持たないトニーに対してピーターはさらに不満を募らせる。一方、これまで順調だった兵器密売を邪魔されたトゥームスはスパイダーマンに対し殺意を抱き始めていた。

サム・ライミ版スパイダーマン(実写化第一弾)と今作は一味違い、スパイダーマンとしての能力を手に入れる過程はすっ飛ばしています。スパイダーマンではおなじみのNYの摩天楼を飛び回る爽快なシーンはなく、糸をかける高さがないところを走ったりする不恰好ぶりです。完成されたスパイダーマンではなく、あくまで超人的な力を手に入れた15歳の少年が本当の意味でヒーローになる物語です。

 

高性能スパイダースーツが超カッコイイ!

今作はアイアンマンことトニースタークが開発したスパイダースーツを着用します。予告編を見て想像していた以上の超高性能です。糸を発射するウェブシューターも500通り以上、AIのアシスタント、偵察用ドローンを射出、羽のような装備で滑空とアイアンマンやマシン好きとしてはかなり歓喜するシーンの連続です。

 

ペッパー・ポッツ登場!

アイアンマンのヒロイン、ペッパーポッツが遂に登場します!アイアンマン3で敵の能力を移植されたり炎の海に落とされたりとひどい扱いを受けた以降、3年以上登場がありませんでした。(その実はペッパーポッツ役のグウィネス・パルトローのスケジュールを抑えられなかったことが原因とされています。)トニースタークとペッパーが「距離を置いている」という趣旨の発言が過去作でもあったので、契約切れで作品からはフェードアウトするのかと心配でした。ファンにとっては嬉しいサプライズです。

 

客「あんたがMJかい!」

スパイダーマンシリーズのヒロインといえば、メリー・ジェーン・ワトソン(通称MJ)ですが、今作のヒロインの名前はリゼでした。出てこないのかと思いきや、映画終盤で別のキャラクターが「友達からはMJと呼ばれてる」とネタバラシします。

映画館では「お前かい!」と総ツッコミがあったとかなかったとか。2019年に公開される続編では彼女が正ヒロインとして描かれるのでしょう。

 

キャップの盾を巡る伏線

今回アベンジャーズの本部が北部に引っ越しになる描写があり、その積荷の中に「キャップの盾の試作品」という言葉がありました。「キャプテンアメリカ・シビルウォー」でキャプテンアメリカに敗れたアイアンマンは「お前が持つ資格はない」と言って盾を放棄させます(トニーの父が作ったものだから)。その代わりとなる盾をトニーが試作しているというのはシビルウォーの仲違いを超えて根っこの部分では依然として信頼し合っているということです。今後の話にも関わってくるポイントですね。

 

【朗報】スタン・リーさん、いつも通り出演

なんと「スパイダーマン」「アイアンマン」「アベンジャーズ」の原作者、スタン・リー氏がちらっと出演しています!

と言いたいところですがもはやお馴染みすぎてサプライズでもなんでもありません。

 

まとめ

今までのスパイダーマンとは違う要素がてんこもりで、既存ファンから初見でも楽しめます

 

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