先日、電車で吊革を掴んで立っているときに前に座っていた高校生のスマホの画面が見えました。画面がかなり大きかったので無意識に見てしまったのですが、その高校生は画面横から流れてくる寿司をひたすらタップするゲームをしていたのです。
そのとき純粋に「なんてもったいない時間の使い方なんだ・・・」と思ってしまったのです。
無自覚の時間の無駄は寿命を縮める
人生にはもちろん無駄も必要です。無駄な時間を使っていることでストレス発散できますしアイデアも浮かびます。高校生の彼は授業に部活にヘトヘトになっていて、電車を乗り過ごさないためにあえて時間つぶしをしていたのかもしれません。
ただ、時間を無駄にしていると自覚せずにスマホゲームに没頭するのは死に近づいているのと同じです。
僕は「死ぬこと=使える時間がなくなること」と捉えてるので、時間を無駄にすることは寿命を縮めることと同じに感じます。
もちろんスマホゲームをすることが悪いことだとか、すべてのスキマ時間を勉強に充てろと言うつもりはありません。
僕が見かけた高校生も、いつもは電車で本を読んでいたけどその時たまたま寿司ゲームやってただけかもしれません。ただ時間がある時にすかさず寿司ゲームをやってるのだとしたら時間が無駄すぎます。
『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』にも記載あり
成長という視点でとても参考になるこちらの一冊にも同じような記載があります。
- パチンコをしない
- 携帯ゲームをしない
- 読書する
この3つの習慣があれば世の中の8人に1人のレアな人材にはなれるということです。これらの本質は、パチンコやスマホゲームそのものが悪いのではなく、スキマ時間を受動的な娯楽に費やすかどうかの意識の差です。
スマホゲームは人間の射幸心を煽り、収集欲をくすぐり、承認欲求を満たしてくれるものなのでやっていたら絶対楽しいはず。しかし、それはメディアを主体的に扱えないということの裏返しでもあるのです。
変わりたければ、習慣を変えよう
先ほども書きましたが、スマホゲームをするなと言いたいわけではありません。ただ現状から抜け出したいと思っていたり、そのために自己成長が必要なのであれば何となくやっているものを犠牲にする必要もあります。
僕は会社を辞めたいと思ってから本を読み漁るようになりましたし、フリーランスになってからはゲームもほとんどしていません。何かやりたいことがあるけど時間がない・・と思っている人は、そういう”一見楽しいけど無駄な時間”を削ることを考えてみるべきだと思います。
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