フリーランスとして独立したての頃、開放感とともにこんな悩みだらけでした。
- 仕事の価格設定はどうしたらいいんだろ、安すぎてもご飯たべれないし高すぎても仕事こなさそうだし
- 仕事がきたとしてもすぐ途切れたらどうしよう
- そもそも仕事ってどうやって取るんだよ!?
- 仕事がうまく回っても節税とか財務管理もしなきゃいけないのかな
フリーランスは孤独なもので、駆け出しの頃は誰に相談すればいいかすら分かりませんでした。
そんなときに出会ったのが『フリーランスのための一生仕事に困らない本』です。この本は駆け出しフリーランスが抱えていそうなありとあらゆる悩みに先回りして答えてくれています。心構え、仕事術、メディア戦略、お金周りのことまでガラッと変わりました。もちろん読んだだけで仕事がくるほど甘くはないですが、かなり具体的な内容で不安が減ったのは事実です。この本を読んで知った、仕事に困らないフリーランスが持っている3つの力について書いていきます。
フリーランスに必要な3つの力
フリーランスとして一生食べていくために必要な3つの力、それは以下の三つです。
- 仕事を作る力・・・どんなスキルを持っていても仕事にしないと意味がない
- 自分を伝える力・・・「知ってもらう」「選んでもらう」が欠かせない
- お金をまわす力・・・お金は貯めるのでも浪費するでもなく、成長のために使う
自分にしかできない仕事をつくる方法
強みを掛け合わせる
まずは、自分が持っている強みを書き出します。「ホームページ制作」「イラスト」「記事作成」「コミュニケーション力」「教えるのが好き」「機械に詳しい」
そして複数の強みを掛け合わせて仕事を作ることで、他者と比較されないレアな仕事が生まれます。
イラストとホームページ制作ができるなら『イラストをふんだんに使ったホームページ制作』、税金に詳しくて人に教えるのがうまい人は『節税対策のセミナー』などです。
仕事を複数の柱に分割する
収入が不安定なフリーランスこそ、新しい仕事をどんどん作っていくべきです。大きな網を張り、仕事がどこからでもくるようにしておきましょう。
仕事はひとつの強固な柱に依存するより、複数の仕事を持っていた方が効果的です。まず複数の仕事をやっていることで相乗効果が生まれますし、リスクヘッジにもなります。
『ストレングス・ファインダー』を使ってみる
自分の強みを発見するには、ストレングス・ファインダーというツールを使ってみるのもひとつの手です。34種類の資質の中から上位5つを診断し、仕事や実生活に生かす方法が解説されています。『さあ、才能に目覚めよう』という本にWebで受診できるアクセスコードが付属しています。
メディアを戦略的に運営して自分という商品を売る
自分を伝えるためのポイントは、影響力の拡大です。
どれだけ自分の強みを生かした素晴らしい仕事を作ることができても、誰にも知られなければ存在していないのも同じ。『自分』という商品を売るための手段としてしっかりとメディアを運営しましょう。
ブログ運営のメリットは、自分の視点をまとめるトレーニングになったり、気づきや情報を発信することで影響力を拡大できることです。特にブログはTwitterやFacebookと違い記事が蓄積されるので、資産としての一人歩きして営業してくれるので絶対にやるべきです。アクセスが増えれば直接的な収入にもなります。
お金は貯めるよりも回す!
お金に不安があるので貯金したい。フリーランスならそう思うのも無理はないかもしれませんが、フリーランスこそ稼いだお金を自己投資に回すべきです。というのも、フリーランスは学びが収入に直結します。
会社員であればスキルを磨いても評価が上がって給与に即反映されるわけではありませんが、フリーランスは新しいスキルを身につければそれを仕事にして収入に変えることができるのです。お金をためている場合ではありません。
- 人に会う
- セミナーに参加する
- 本を買う
- 健康を保つ
- 新しい機材を買う
まとめ
フリーランスとして食っていくポイントは、
- 強みを生かした仕事を作る
- 個人メディアを使って自分をうまく伝える
- 稼いだお金を自己投資に回して強みを強化する
このサイクルを回していくことです。
これらのポイント解説の他にも、『確定申告』・『Wordpressブログの始め方』などフリーランスとして独立したころに役立つ内容が盛りだくさんです。