制作したLINEスタンプが気づけばなかなかの数になってまいりました。
LINEスタンプは挑戦への敷居が低くなり、今や誰でも作れるメジャーなものになってきています。
この記事を読んでいる方の中にはLINEスタンプ制作に挑戦したいと思っている方もいるのではないでしょうか。
これから挑戦する方のために、改めてLINEスタンプを制作する際に守らなければならないこと・注意点をまとめてみます。
LINEスタンプはこんなに簡単に!
LINEスタンプは売れるかどうかはさておき、リリースするだけなら実に簡単になっています。
最少8つのスタンプでOK!!
スタンプ画像数は8個/12個/24個/32個/40個から選ぶことができます。
40個だと気が遠くなるかもしれませんが、8個ぐらいだとなんとなく描けそうな気がしてきませんか?
写真の使用が解禁!!
かつてはガイドライン違反だった写真の使用も今は解禁されています。
つまり、猫を飼っている人は猫の写真を8枚(メイン画像・タブ画像含む)撮って、適切なサイズにトリミングできればそれだけでLINEスタンプとして審査に出すことができるというワケです!
アプリでスタンプが作れる
今は『LINE Creators Studio』というアプリで、より気軽にスタンプをつくることができるようになりました。クオリティの高いアプリをつくるのは難しいですが、写真に文字を付ける程度のスタンプなら簡単に制作が可能。
気軽に作ったものも審査が必要、自分で作っても購入しないと使えないなど課題はありますが、スマホだけでLINEスタンプを作れて審査までできるのは大きな魅力です。
まずはガイドラインを読む!
まずはガイドラインを一読してみましょう。
LINE Creaters Marketのトップページから読むことができます。
「作ってきてもリリースさせません」というものが4点あります。
- 日常会話で使用しにくいもの(例:物体、景色など)
- 視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)
- スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの(例:淡色ばかりのもの、単なる数字の羅列など)
- 公序良俗に反するもの、未成年者の飲酒喫煙を想起するもの、性的表現、暴力的表現、ナショナリズムを煽るもの
もし40個も画像を用意して「全部ダメ」と審査されたらつらすぎるので作ってしまいがちなダメなスタンプを確認しておきましょう!
モラル的にアウトなものはNG!!
暴力表現や宗教的な表現、また特定の団体や商品の直接的な宣伝に当たるものもアウトです。
一度拳銃を構えてるにわとりのスタンプがリジェクトされたことがあります。
刀を構えてるニワトリはリリースされているので基準が微妙ですが、基本的に武器や暴力描写はリジェクト候補になることを意識しましょう。
公式スタンプで腹に膝蹴りを入れてるものもあるのでおそらく血を見せていなかったり、ギャグ的な描写だと判断されれば大丈夫だと思います。
単純ミスに注意!!
よくあるミスとして、
絵の一部が塗れていないものや消し忘れの線の切れ端が残っているものがあります。また英語のスペルミスなども見抜かれています。
ミスをしている場所は詳しく教えてくれたり正しいスペルを添付してくれたりと結構親切です。
20個も塗り漏れしている・・・と分かったら修正する気が失せるので制作段階でしっかりチェックするようにしましょう!!
現在はLINE Creators Marketのスタンプ申請画面で背景色を選んで一つずつチェックすることができるようになりました。
権利関係を犯すのは当然NG
これは当たり前ですが、ドラえもんのスタンプを作っても無理ってことです。
もちろん明らかにドラえもんを意識した二次創作もダメです。
「これはドラえもんじゃなくてオリジナルです!」と言い張っても、それを許して小学館に怒られるのはLINEなので怪しいものは出させてくれません。あとは自分が書いた過去のキャラクターでもコピーライトを適当にしていると権利関係でリジェクトされることがありますので要注意です。
今はLINE Creators Collaborationという企画がスタートしており、『東方project』のキャラクターを使った二次創作スタンプの販売ができるようになっています。
まとめ
- モラル的にアウトのもの
- 技術的ミスをしているもの
- 権利を犯しているもの
は当然リリースすることはできませんが、LINE Creators Studioというアプリや写真の使用が解禁されたことで、始めるハードルはとても低くなっています。
たとえ売れなくても、売り上げレポートを見るのはワクワクして楽しいので挑戦を考えている方はぜひ。
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