1日1個のペースでLINE着せ替えを作ってみよう!と思い立ち
2月5日から12日の1週間限定で実践してみました。
作ったものを紹介しつつ気づいたことや注意点などをまとめていきます。
はじめに、LINE着せ替えは売れるものはしっかり売れる
まずこの挑戦をやったきっかけは、
2月頭に販売開始した「らくがきの着せ替え」が小規模爆発のごとく人気が出たことです。
最大55位までランキングを昇ってくれました。
LINE着せ替えの販売は
「良いものを作ったら相応に売れる」→「手を抜いてしまうと1個も売れない」
ということを学びました。
LINEスタンプよりも参入障壁は低い
LINEスタンプに比べて着せ替えは用意する画像の数が多いですが、
実はデザインするという点から見るとスタンプよりも相当作り易いはずです。
1日1スタンプは恐らく挫折すると思いますが、着せ替えは完走することができました。
いい意味で自由度が低い
スタンプはどんな場面で使われるスタンプか考える必要がありますが、
着せ替えはトークルームのタブ画像、パスワードのアンロック画像など使われる場所が決まっています。
カンタンに言うとスタンプは「会話で使えるスタンプ40個作ってきてー!」なのに対して
着せ替えは「Androidのメニュー画面に使う画像1個とiOSのサムネイル1個と・・・」と指定してくれているイメージです。
着せ替えは自分で作った53個の画像を、LINEが用意した配色の上に置くことで出来上がります。
カラースキンのおかげでそれなりのものに見える
カラースキンと言って白、黒をはじめ赤系、青系、黄色系など様々な色のベースがすでに用意されています。
なので綺麗なカラースキンを選択することでそれなりにオシャレなものを作ることは可能です。
パスワードの画像以外はとくに弄らずに↓こういった色を使えます。
ただしカラースキンに頼ることは個性を失うことに直結します。あくまで初心者の方にとって作り易いというだけで、売れる着せ替えを作るのとは程遠い行為になってしまうので要注意です。僕は極力真っ白の背景を選ぶようにしています。
一気に作ると審査に時間がかかる?
たまに作っていたときに比べて、審査期間がやや長くなっているような気がします。
ただの誤差なのか、着せ替えに意識を向けているから長く感じるのか、
「こいつ大量に作ってきやがるから後回しにしよう」と中の人がなっているのか真偽のほどは分かりませんが、1週間経過しても承認は一つだけと寂しい状況です・・・。
売れ筋・ランキングは見るな!
1日1個と決めてやっているとアイデアが出ず、売れているものをつい見てしまいたくなりました。「どんなものが売れるのか?」という研究と思えば間違ってはいないのですが、どうしても人気作に引っ張られてしまいオリジナリティに欠けることになってしまいます。
パクリの恐怖は東京五輪でよくご存知だと思います。
売れ筋に似た着せ替えを作ってしまうと、すでに市場を形成している大企業と真正面から戦うようなものです。売れ筋は見ても真似はしないようにしましょう。オリジナリティが大切です!
1週間で作った着せ替えまとめ
あれ?よく見たら8つありますね。。。
過去に作ったスタンプの着せ替えバージョンや、まったく売れなかった着せ替えのリメイク、よく売れた落書き着せ替えの続編、カラー版などなど作りたいものを作りました。
「LINE着せ替えってどうやって作るの?」という時代に作って恐ろしいほど売れなかった「ICON BIRDS」のリメイク。「CORO BIRDS」
LINEスタンプ、MONSTERSの着せ替えバージョンです。
「らくがきの着せ替え」の女子バージョンをイメージ。
「らくがきの着せ替え」をカラーにしてアートっぽさをプラス
「らくがきの着せ替え」第二弾と銘打ってまた自由に描きました。
LINEスタンプ、LITTLE DINOSAURの着せ替えバージョン。
和食をフラットな着色でアイコン化「WA!!」
こちらが唯一販売中の「SEASIDE」です。
実はこちらも絶望的に売れなかったもののリメイク。
まとめ
もう少しじっくり作ろうというのが正直な感想です。
審査班の方に「またABHACHIが着せ替え描いてきたぞ」って言われてるような気がします。笑 LINE着せ替えは作りやすくて楽しいものですが、本当に良いものを作るためには多少時間をかけたほうが良いでしょう。
しかし、これだけのペースでもやってやれないことはないので
未挑戦で絵が描ける、デザインができるという方はぜひガイドラインを読むところからスタートしてみてください。
<あとがき>
このとき作ったLittle Dinosaurとらくがきカラー、Monstersの3つは特に継続的に売れています。ちなみにLittle DinosaurとMonstersは色味が似ていることからはらぺこあおむしの着せ替えに関連着せ替えとして表示されていた時期があったのが奏功しました。近い時期でアイデアを絞ったのが良かったのかもしれません。
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