僕がLINEスタンプを売るために考えている6つのこと




LINE Creators Studioの登場などでLINEスタンプを販売すること自体のハードルは下がっていますが、十分な収入を稼ぐのはなかなか難しいですよね。

スマホアプリでLINEスタンプが作れる!!「LINE Creators Studio」を使ってみた

2017年6月14日

昔は審査期間も長くて2~3ヶ月に一度リリースしていましたが、今や早くて2,3日で審査が完了することもあります。

せっかくこれだけ作ってきたので、制作する上で考えていることを勝手に共有します。1mmでも参考になれば嬉しいです。

会話で使えることが大前提

めっちゃ当たり前ですが、スタンプの用途は会話で使われることです。

ひとつひとつのスタンプに対して「どんな会話の流れで使われるか?」をイメージできればOKとしています。スタンプはたくさん使われること自体が何よりの宣伝になります。

 

使いにくさを重視するなんてもってのほかです。

ダメな例

あえて外すのはあり

『なんでこんなスタンプ買ったんwww』と思うような変なスタンプを使ってくる人がいませんか?

そういう人をターゲットにするのであれば必ずしも会話で使いやすいことを追求しなくても良さそうです。

 

○○を限定する

使用するシーンやキャラクターの性格など、なにかを限定しています。

どんな会話にも使えて誰にでも使える超汎用性の高いスタンプは公式スタンプや殿堂入りするような強者たちとの勝負になってきます。

例えば、「バイク好き」限定で使いやすいスタンプ「夏」限定スタンプなどです。
汎用性の高いスタンプでも直近のイベントや季節を意識していれば「使えそう」と思ってもらえる確率は上がります。

ビジネス用途に限定

https://store.line.me/stickershop/product/1346446/ja

「ごはんどうする?」という会話に限定

https://store.line.me/stickershop/product/1423316/ja

 

40個以上作る

0から40個を生み出したものより、100個から40個に絞ったものの方が必然的にクオリティは上がります。

その絞り込みを想定ユーザーとなりそうな他人に見てもらうことができればベストです。

 

自分の土俵で戦う

売れ筋や人気スタンプに左右されないこと

明らかに『売れ筋のスタンプを片っ端からパクってる』クリエーターさんを見かけます。もちろん人気のものを研究した上で自分のスタンプに取り入れることは大事なのですが、僕は自分の作風を守る方を大事にしています。

 

リリースのタイミングを探る

「新着」という検索なしで多くのユーザーに見てもらえる機会をみすみす逃す手はありません。

では最適なスタンプリリースのタイミングはいつなのか?

明確な答えはありませんが、僕は木曜21時頃のリリースが中心です。

勝手な予想ですが、一週間が終わりに近づいてきて、「明日は花金だ〜」というタイミングで若干財布の紐が緩くなる気がしています。

ただし、新着で勝負するためには、一覧で表示される『メイン画像』と『スタンプのタイトル』で興味を引けないと意味がありません。

一番売れる時間に正解はなくて、多くの人が出す時間(=新着スタンプとして表示されている時間が短い)をあえて避けたり、主婦層を狙ってお昼前後にリリースするのも手です。

補足
今は同じデザインで名前を変えただけのものが大量リリースされるようになってしまい、新着から見つけてもらうことがほぼ不可能になりました。なのでリリースのタイミングを図る効果はほとんどないと言っていいと思います

 

宣伝にも一工夫

最近うまいな〜と思った宣伝の方法があります。それがトーク画面の貼り付けです。

僕もそうなんですが、Twitterで流れてくるLINEスタンプの宣伝はURLを貼り付けてスタンプのタイトルと説明を添えてあるものがほとんどですよね。

ただ、人は商品を見せられただけではその商品を使った時に得られる価値まで勝手に実感してくれないので、『このスタンプを使えばどんな楽しいことが起こるのか』を端的に伝えなければいけません。

セブ山さんの「ヒモックマ」はスタンプの面白さを伝えるのが本当に上手だなーと思います。

商品と価値についてのお話はこの本がめっちゃ参考になります。

 

勝手に狙い目だと思ってるジャンル

これから作る場合に狙い目だと思っているスタンプを紹介します。あくまで主観です。

食べ物が喋ってる系

最近よく見かけますが、食べ物が喋ってる系のスタンプは『なんなんこのスタンプwww』感と会話での使いやすさを両立してるのでうまいな〜と思います。僕がLINE Creators Studio限定で売れるスタンプを作るなら間違いなく特定の食べ物のスタンプを作ります。

・きくらげのスタンプ

https://store.line.me/stickershop/product/1557422/ja

・メロンソーダのスタンプ

https://store.line.me/stickershop/product/1445941/ja

パンダのキャラクター

カテゴリー分けされている動物の中でパンダだけ『パンダといえばこれ!』というキャラクターが生まれてません。それにパンダはそのままでもかわいい動物なので、気持ち悪い系など強い個性を持ったパンダはかなり少ないので狙い目だと思ってます。ちなみに僕も今つくってます。

 

おわりに

『何も考えず好きな絵をスタンプにしたら勝手に売れた』という人は天才か有名人だけです。

せっかく作るならできるだけ多くの人に使ってもらえるようなスタンプを作りたいですよね!

今日の記事がそのための参考になれば嬉しいです!

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